上総地方中央部の滝 39滝 滝一覧topへ トップへ
君津市の滝、川は、小糸川、小櫃川
連番 | 遷急点名 | 瀑布帯内の主な滝 | 水系 | 所在地 | 落差 | 種類 | 滝面種別 | 滝の様子 | 地層名称 | 難易度 | 郡誌等の記載 | 損傷 |
35 | 鎌滝不動滝 | 小糸川 | 君津市鎌滝 | 5m | 湧水型の滝 | 線滝 直線溝型 直下型。砂泥互層 ほぼ水平な逆層 | - | 上総層群長南層 | 3 | 杉 岑二氏提供 |
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36 | コノシロ滝 | 小糸川 | 君津市鎌滝 | ? | 湧水型の滝 | 未調査 | 未調査。 | 上総層群長南層 | 3 | - | ||
37 | 花輪滝 | 小糸川 | 君津市怒田沢 | 約40m | 人工の河道変更滝 | 人工 | 怒田沢用水の用水路末端を段丘崖の小支流に落としたもの。 | 三浦層群清澄層 | 6 | 君津郡三島村大字怒田澤の北方字花輪に在り、字宮の下より來る渓水此處に至りて飛下す、高さ六丈、濶さ九尺あり、下流小糸川に入る。 | ||
38 | 宇藤木の滝 | 小糸川 | 君津市法木 | 約20m | 懸谷型の滝 | 未調査 | 未調査 | 三浦層群天津層 | 6 | - | ||
39 | 高宕大滝 | 小糸川 | 君津市怒田沢 | 12.5m | 本流型の滝 | 面滝 帯瀑 張出、直下型 泥岩層 急な逆層 | 飲料水取水のため水量小。高宕沢の遷急点。本滝(12.5m)上滝(3.5m)よりなる瀑布帯をなす。 | 三浦層群安野層 | 3 | 君島安正氏提供 上滝3.5m |
●水量減 | |
- | 行者滝の瀑布帯 | 小糸川 | 君津市怒田沢 | 高宕沢の大滝の上流にある遷急点。 | 比高14m。 | 下滝(3m)本滝(5m):行者滝 上滝(5.5m)。:用水の滝 周囲の2つの沢にも同規模の滝群あり。 |
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40 | (同上 本滝) | 行者滝 | 小糸川 | 君津市怒田沢 | 2連8m | 本流型の滝 | 面滝 帯瀑 複合型副滝直線溝 緩傾斜型 砂泥互層 順層 | 瀑布帯の下滝(3m)本滝(5m)をあわせて呼ぶ。取水のため水量が少ない。 | 上総層群安野層 | 3 | 君島安正氏提供 |
●水量減 |
41 | (同上 上滝) | 用水の滝 | 小糸川 | 君津市怒田沢 | 5.5m | 硬岩の滝 | 線滝 壁状 直下型 砂泥互層 ほぼ水平 | 瀑布帯の上滝。滝上部が竹岡層、下部が安野層らしい。竹岡層が造瀑層となっている。 | 上総層群竹岡層? | 4 | - | |
42 | 天狗滝 | 小糸川 | 君津市怒田沢 | 2段4.7m | 本流型の滝 | 面滝 壇瀑 壁状滝面に歐穴状滝壷あり 泥岩 断層面の掘出し | 下滝1、2(0.5m,1.7m)、本滝(2段4.7m)の小瀑布帯をなす。滝名の由来は2段目に天狗の水浴び釜という歐穴があるため。 | 上総層群竹岡層 | 4 | (君島安正氏提供) |
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43 | ももんやつの滝 | 小糸川 | 君津市怒田沢 | 4.5m | 懸谷型の滝 | 線滝 未調査 | 滝名は小字桃谷による。未調査 | 上総層群竹岡層? | 4 | (君島安正氏提供) |
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44 | 大戸場滝の瀑布帯 | 小糸川 | 君津市松節 | 10.5m | 本流型の滝 | 本滝:面滝 帯瀑 複合型副滝円弧状 急傾斜型 滝壷あり 下滝:面滝 壇瀑 複合型副滝歐穴型 | 滝名は小字名による。清和県民の森の大滝としてしられる。本滝7.5m、下滝3.0m。 滝を観る情報 |
三浦層群清澄層 | 2 | |||
- | 三間川の滝群 | 小糸川 | 君津市奥米 | 三間川の下流から開墾場滝までの間に、下流より4m、2.5m、2段2mの滝群がある。同一時期の分裂した遷急点とおもわれる。 | ||||||||
45 | - | 無名の滝 | 小糸川 | 君津市奥米 | 4m | 本流型の滝 | 面滝 壇瀑 壁状 緩傾斜型 泥がち砂泥互層 ほぼ水平 | 三間川の滝群の最初の滝。低いが幅広で立派である。 | 三浦層群安野層 | 4 | ||
- | 三間川支流の瀑布帯 | 小糸川 | 君津市奥米 | 旧太郎東方の三間川支流の比高約20mの遷急点。 下滝(2.5m)本滝(8m)上滝1(2段3.5m)上滝2(3.5m)上滝3(2段ナメ2.5m)よりなる。 |
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46 | (同上の本滝) | 無名の滝 | 小糸川 | 君津市奥米 | 8m | 支流型の滝 | 面滝 帯瀑 壁状 急傾斜型 砂泥互層 緩い逆層 | 瀑布帯の本滝。 | 三浦層群安野層 | 6 | ||
47 | 開墾場の滝 | 小糸川 | 君津市奥米 | 8m | 川廻しの滝 | 人工 変化小 滝壷あり | - 滝情報カード参照 |
三浦層群安野層 | 3 | |||
48 | 沢尻滝 | 小櫃川 | 君津市怒田 | ? | 人工の河道変更滝 | 線滝 未調査 | 比高約20mの遷急点。河道変更して、支流に水を落とした結果である可能性が強。下滝3.5mと2.5mが見える。本滝(10m以上)があるはず。未調査。 | 上総層群国本層 | 5 | 君津郡久留里町大字怒田字澤尻にあり、渓水懸崖より飛下す、高さ五丈、濶さ一丈にして盛夏と雖も水量を減ぜず、下流王守川に入る。 | ||
49 | 寺沢不動滝 | 小櫃川 | 君津市寺沢 | 5m | 湧水型の滝 | - | - | 上総層群万田野層 | 3 | |||
50 | 沢田の滝 | 小櫃川 | 君津市広岡 | 3.5m | 支流型の滝 | 面滝 壇瀑 壁状 直下型 泥層 緩い逆層 | 本流の川廻しに対応した支流の下刻による滝 | 上総層群国本層 | 3 | 木平 勉氏提供 君津郡松丘村大字廣丘字鳥居臺に在り、高さ二丈四尺にして下流は小櫃川に入る。 |
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51 | 安郷沢の滝 | 小櫃川 | 君津市広岡 | ? | 本流型の滝 | 未調査 | 未調査、小滝 | 上総層群国本層 | 3 | - | ||
101 | 大坂不動滝 | 小櫃川 | 君津市大坂 | 3m | 支流型の滝 | 未調査 | 未調査 | 上総層群国本層 | 3 | 木平 勉氏提供 |
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53 | 岩田寺の滝 | 小櫃川 | 君津市大坂 | 4m | ? | 未調査 | 未調査 | 上総層群国本層 | 3 | - | ||
54 | 車台の滝 | 小櫃川 | 君津市大坂 | 3m2段 | 支流型の滝 | 未調査(面滝 壇瀑 壁状 泥層 逆層) | 未調査。河川工事により堰堤化消滅。 | 3 | 赤羽忠雄氏提供 |
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55 | 車滝 | 小櫃川 | 君津市大坂 | 10m | 支流型の滝 | 未調査 | 未調査 | 上総層群梅ヶ瀬層 | 3 | - | ||
56 | 踊川の滝 | 小櫃川 | 君津市片倉 | 6m | 河川争奪による滝 | 線滝 落ち口を改変 | 上部人工改変 | 三浦層群清澄層 | 3 | 木平 勉氏提供 普段は水が無い。 |
●水量激減 | |
57 | 濃水滝 | 小櫃川 | 君津市鍋石 | 4m | 本流型の滝 | 面滝壇瀑複合型副滝歐穴型傾斜中 砂がち砂泥互層 ほぼ水平層 | 「のうみず」と読む。 | 三浦層群安野層 | 3 | |||
58 | セイナ沢の滝 | 小櫃川 | 君津市鍋石 | 9m | 人工の河道変更滝 | 人工 変化小 | 懸谷の滝を改変 | 三浦層群安野層 | 4 | (君島安正氏提供) |
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59 | 鍋石の滝 | 小櫃川 | 君津市鍋石 | 3m | 川廻しの滝 | 面滝 帯瀑 複合型副滝歐穴型 傾斜急 滝壷あり。泥がち砂泥互層 緩い順層 | トンネル型の川廻し 滝面の川廻し後侵蝕大 | 三浦層群安野層 | 4 | (君島安正氏提供) |
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60 | 黒滝 | 小櫃川 | 君津市田代 | 2段4m | 本流型の滝 | 面滝 壇瀑 壁状 緩傾斜 砂泥互層 順層 | - | 三浦層群清澄層 | 2 | - | ||
61 | ビル沢の滝 | 小櫃川 | 君津市笹 | 4m | 懸谷型の滝 | 面滝 帯瀑 壁状 傾斜大 滝壷あり。岩質(砂泥互層) | 片倉ダムで水没予定。0年11月末までの命 | 三浦層群天津層 | 4 | 並木健祐氏提供 |
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62 | ツボイ沢の大滝 | 小櫃川 | 君津市田代 | 4段25m | 支流型の滝 | 線滝 破壊されてしまった |
ゴルフ場造成により上部が破壊され、水が枯れる。すぐわきに人工の新滝(右の写真)ができる | 三浦層群天津層 | 4 | 木平 勉氏提供 |
●水汚染 | |
63 | 滝原不動滝 | 小櫃川 | 君津市滝原 | 3m | ? | 面滝 壇瀑 壁状 傾斜急 | 未調査 | 上総層群黄和田層 | 4 | - | ||
64 | オシリ沢の滝 | 小櫃川 | 君津市草川原 | 約25m? | 支流型の滝 | 未調査(線滝 円弧状?) | 未調査。亀山ダムにより下部水没。 | 上総層群黄和田層 | ? | - | ●下半水没・埋没 | |
65 | 黒滝 | 小櫃川 | 君津市折木沢 | 11m | 硬岩の滝 | 面滝 帯瀑 張出型複合副滝 直下型 滝壷(埋没) 礫岩層 順層 | 黒滝不整合の名で知られ、地質学上有名 ヒルの宝庫 |
上総層群黒滝層 | 2 | 水のない時の写真で失礼 |
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66 | 楢ノ木台の滝 | 小櫃川 | 君津市折木沢 | 3m | 川廻しの滝 | 面滝 壇瀑 壁状 緩傾斜 滝壷あり。泥岩層凝灰岩層 直立走向方向 | 黒滝の上流にあり。川廻しの段が200M後退 ヒル多し |
三浦層群天津層 | 2 | 上から見下ろし 松田 哲氏提供 |
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67 | 桑ノ木沢のナメ滝 | 小櫃川 | 君津市折木沢 | 約20m | 支流型の滝 | 未調査 | 未調査 | 上総層群黄和田層 | 4 | - | ||
68 | 無名の滝 | 小櫃川 | 君津市湯ケ滝 | 2段8m | 懸谷型の滝 | 線滝 未調査 | キンダン川支流にあり。 ヒル多し |
三浦層群天津層 | 4 | 木平 勉氏提供 |
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69 | 無名の滝 | 小櫃川 | 君津市湯ケ滝 | 3段9m | 懸谷型の滝 | 線滝 未調査 | キンダン川支流にあり。 ヒル多し |
三浦層群天津層 | 4 | - | ||
70 | 無名の滝 | 小櫃川 | 君津市湯ケ滝 | 3m | 懸谷型の滝 | 線滝 未調査 | キンダン川支流にあり。 ヒル多し |
三浦層群天津層 | 4 | - | ||
71 | 四方木不動滝 | 小櫃川 | 天津小湊町四方木 | 12m | 崩壊等による河道変更の滝 | 面滝 帯滝 複合型副滝円弧状 急傾斜 滝壷あり。泥岩層 順層? | 男滝ともいう。大崩壊による河道変更で形成。形成後の変化小〜中 駐車場がヒルの宝庫 |
三浦層群天津層 | 2 | <下の写真参照。右の滝> 君津郡龜山村大字四方木字田代に在り、一名不動瀧と稱す、小櫃川の上流此處に來り二絛の瀑布となりて直下す、左を雄瀧、右を雌瀧と稱す、高さ各四丈餘、濶さ雌瀧は一丈二尺、雌瀧は六尺ありて頗る壯觀なり、雨ふれば其の勢數倍す、故に里人木材を筏に造りて瀑下に置き、雨を待ちて流下せしむ。 |
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72 | 女滝 | 小櫃川 | 天津小湊町四方木 | 約30m | 懸谷型の滝 | 線滝 円弧状 傾斜急 泥岩層 順層? | 男滝の脇にあり。 ヒル多し |
三浦層群天津層 | 2 | <左の滝が女滝> |
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73 | 田代滝 | 小櫃川 | 天津小湊町四方木 | 3m | 川廻しの滝 | 未調査 | 近年トンネル崩壊 ヒルの宝庫 |
三浦層群天津層 | 3 | - |