●東庄町 双峰飛泉の全貌が明らかになる● →あと2画面、長い話です |
双峰飛泉は、東庄町東今泉所在、落差3mの自然の滝に加工した滝だったのですが、戦後は訪れる人もなく、すっかり忘れられていました。この滝を並木健祐氏の探索をきっかけに近年再発見しました。そうしたら、皆から忘れられている間に、滝が変化していたんです。 という話はあと。 まずは、滝のいわれやなんかからいくと・・・ 大正年間の香取郡誌に以下のように書かれています。 『雙峰飛泉 大字今泉字雙峰の山間に在り、高二丈濶一尺許。夏時来り浴するもの多し、郡中固より高山峻嶺なく随て又飛瀑懸泉に乏し、故に泉の如きは甚だ小規模なるも本郡に在ては、又は見る稀れなる所なり。』 名前のいわれは、双峰は所在地の小字、飛泉は、泉が滝になっているんだということが分かります。香取郡では珍しいんだけど、まあ、たいしたことないよ、と書いてありますが、 行ってみると結構面白い滝です。 |
双峰飛泉位置図 (国土地理院2.5万地形図小南) 定かな道はありませんが、図の双峰飛泉の北の丁字路の少し先から踏み跡がある。滝の下で川に降りること。 |
小さな滝にも、いいとこがある。そのことを以下に述べます。 ●1。,双峰飛泉の成因について ●2。,双峰飛泉の滝面について(最近50年の変化) |