ほんとにあった、小中大滝で落ちた話 ページ
誰もが怖いナーと思うところは、意外と落ちる人はいないと思うのですが、
小中大滝で落ちた人がいます。私が聞いた実話です。
さる母親から私が聞いた実話です。
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その方の中学生の息子さんが、幻の滝があるというので、友達と探検にいったそうです。
親には黙って。
昭和の森公園から川に降りて、下って行ったら、滝の上にでた。そこまでは、まあ楽だった。
そこで、のぞいてみたら、崖の下には人の降りた跡もあり、下にはハシゴもあったので、そこから降りることにした。
勇気だけを友とする、装備ナシの状態、平たく言うと無謀そのものであったので、勿論降りる途中で、あっさり落ちたそうです。
落ちる時には、一生のことが浮かぶといいますが、そのとき、『もうだめ。お父さんお母さんごめんなさい、さようなら』と鮮明に思ったとのことです。
あとは、気がついたら、崖の下におっこちて生きていたとのこと。死に物狂いで崖をはい上がって、傷だらけ泥だらけで家に帰って来た所を見つけて、親が捕まえて、散々怒ったとのことです。
怪我という怪我でなかったので、生きて帰れたのは幸でした。