開催日20020310  千葉県立中央博物館友の会観察会 ---- 古文書から地形変化を読む----         HPトップへ
索引 もどる   観察地点図 + 勝浦・御宿の川廻し分布図  
この下  Loc.1 御宿町上布施 館山の川廻し     連続型      
こちら   Loc.2、3 勝浦市 花里の川廻し        連続型
こちら   Loc.4、5 勝浦市 市野川の川廻し      Ω型 古文書と地積図
こちら   Loc.6 勝浦市 荒川 雨降滝の川廻し    Ω型 特殊形
こちら   Loc.7 勝浦市 小羽戸 柳島の川廻し    Ω型 古文書との関連
こちら   Loc.8 勝浦市 宿戸 の川廻し         M型 天然記念物もの の優れもの。
  Loc.1 【御宿町上布施 館山地区の川廻し  連続型】                 

 京葉測量 千葉県1万分1地形図より作図 

 目のつけ所

●自分の目でフルカワ、ナカジマ、シンカワを観察しよう。

●この川廻しは、全容が掴みやすく、連続型のすごく分かりやすい例です。 

◎概要解説で、説明してないこと→
 シンカワとフルカワの高さに注目。

◎付けたり→
段丘面と段丘礫層、flood loam の好露頭あり。
 【こんなところを観たらと思うよ・・】 
◆ 地点1、2では
 曲流する
フルカワ、対岸のナカジマ、トンネルのシンカワを確認。図と比べてください。
       トンネルからでた川は、上流でトンネルになる。その間は、
谷中型シンカワになっていることを図と       現地で確認・・木が茂っていて、一見しただけではわからない。
 
<観察・証明事項>
●フルカワの所に以前 川が流れていて、人工的に(自然でなく)流路が変えられたことを、証明しよう。
川廻し以前の川の高さは、フルカワの高さか?シンカワの高さか?。フルカワの高さは2.5mぐらい高い。
   
・・・ それを知るには、どこの地点に行って何を観ればいいだろうか。
以上のようなことを、実物をみてたうえで、解答を考える。  
◆ 地点3では
  
(1)  地点3の曲流部分は、耕地整理で改変されて、以前の細長いナカジマが、削られています。
   (2)  地点3では、段丘の断面がきれいな露頭になっています。
段丘礫層、その上の flood loam を確認。
◆ 地点4・5では
   (・・・・以下 

 
 Loc.2、3 勝浦市 花里の川廻し 連続型 へ

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●フルカワの幅は、現在の川の2倍ぐらいあるが、どうしてか。
   ・・・ それを知るには、どこの地点で何を調べればいいか。
フルカワの用水源は?
フルカワの表面地形は、人工の地形か、自然の地形が元か