●大多喜町宇筒原 せせらぎの滝 記録カード 滝記録カード目次に戻る HPtopへもどる |
● 川廻し?の滝、なので滝一覧リスト にその内入れます。 |
●遷急点名 - ●水系名 夷隅川水系平沢川水系 ●立地沢名 平沢川支流 | |||
●滝の名称:せせらぎの滝 もろ、観光名ですね。作られた滝ですから、本来は名前がないと思われまので、地元で定着すれば、せせらぎの滝になるのでは。 ●所在地:大多喜町宇筒原 ●難易度、3 観光農場から崖の踏み跡をたどればよい。 ●緯度経度 北緯35゜13′32″ 東経140゜13′30″ ●落差 11m 測定精度甘い。 ●流域面積 0.53ku 結構広く、降雨の後などにいくと、 水量が多い。 |
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![]() ●国土地理院2.5万地形図上総中野より作図。図が古いので、橋と道の記入がありません。 図の「せせらぎ」の「ら」の字付近に、現在は平沢川にかかる橋があって、せせらぎの滝という看板も出ていますので、平沢川を渡って少し戻ればよい。滝を見下ろす位置に観光農場の駐車場があります。 そこから、手前の急な谷斜面の踏み跡で滝下までさがれる。 ●うす青の線は、滝より上の 流域界。 |
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● 滝の成因 滝の落ち口がトンネルになっていますから、人工の導水トンネルの出口が滝になっている人工の滝です。ただ、滝の上の地形をまだ見てないので、予想なんですが、こんなことが考えられます。 滝は、殿中山263mを水源とする、0.5平方キロの結構広い流域のある支流(谷の名称は・・聞いてません)の水が流れてきています。 この支流の谷は、平沢川への出口で、いろいろ人工的な改変を受けているらしい。
図の緑線の部分は、滝に行くので降りてきた急な小さな谷ですが、図の青色の点線で示したトンネルが作られる前は、ここを流れていた。・・赤の次に流れていたと思われる。 とすると、赤の川⇒緑の川⇒青のトンネル と変化したことになる。 赤⇒緑 の変化が、人工的なものか、自然に起こったことかは、聞き取り等してみないと分かりません。自然に起こったのなら、河川争奪、人工的なら、R型川廻し工事 と呼ぶ現象です。 緑⇒青 のトンネルを掘って川の流れを変える工事は、勿論人工ですが、その目的や規模は、まだ未調査でよくわかりません。トンネルの入り口もまだ確認してないから、図のトンネル位置も想像・予想です。 というわけで、現在のところは、成因は 川廻し?の滝 としかいえません。 |
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●文書 なし。 モロ、観光滝。 | |||
●滝面 帯瀑。 線滝・円弧状・急傾斜 滝壷なし。 ●地層・岩質・構造 上総層群黄和田層 泥岩層 緩い逆層。 ●成因 川廻し?の滝 →上の文参照 ●変遷 滝の造成後、侵食はほとんどない。 |
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●歴史・利用 川廻しみたいだが、調べてないので、上の文のように、むにゃむにゃ | |||
●その他 来訪日:991223 020223 作成日:03/01/12 |