●新情報31 「新2.5万地形図の間違い 滝の位置が違う」 その4 大多喜町の滝の沢の滝(万代の滝) |
図幅名は、2.5万地形図の上総中野の北西部分。 大多喜町 ●鍋石 養老川の支流滝の沢。 緯度経度は、 世界座標で、●N35度11分07秒 E140度03分34秒ぐらい。 粟又滝の下流の本流左岸沿いの遊歩道を、行くと、2つ目の支流の合流点から、みえます。その支流を、少し行ったところにある。 もともと名前が無かった滝で、支流が滝の沢だから、滝の沢の滝だということでしたが、遊歩道をつけた際に、観光名を「万代の滝」とつけたようです。 |
どんな風に違うかというと・・・ |
●2.5万上総中野 の北西部分です。 図の緑丸が、滝の正しい位置。 赤線で囲んだのが地図の滝の位置。間違っています。 この滝は、西のほうから合流する支流の合流点の直下で、川の曲がり角にあるんです。 地図の滝の位置は、直線の河道にあり、合流点とも離れています。現実の滝のある川の屈曲点との関係からみて、違うのは当然です。 現在は、片倉ダムができていて、その湖尻にあたり、 「濃溝滝」とその上流の川廻し滝(「洞窟の滝」という観光名になっている、図の薄緑が川廻しのフルカワ跡。黒丸が川廻しの滝).とで、公園化されています。 というわけで、誰でも行けるところですので、是非訪れてみてください。 地図はともかく、滝はいいです。 念のため申し添えますが、この誤りは、国土地理院の担当の方にご連絡済みで、関係部署に連絡されたとのことですので、そのうち、訂正もなされるでしょう。 ただ、市販されている図面をお持ちの方は、ご注意ください。 |