滝の地形に関する澤枕氏と滝おやじの討論結果(未完) |
滝おやじ 記す | 滝topへ 定義topへ |
2000年6月10日 作成 6/12語句一部変更。 |
先日来、 硬い岩の代表両神山の滝後見人澤枕さんと、 軟らかい岩の代表房総丘陵の瀑観亀人滝おやじとが、 滝の地形用語について掲示板で話し合ってきました。 その話し合いの内容と結論を私なりにまとめました。 掲示板って、古い話はどんどん埋もれていって、最後は消えてしまいますので、消えてしまうのは惜しいと思いまして、採録させて頂きました。 --目 次-- 1。問題提起 2。瀑布帯と連瀑について 3。段瀑と階瀑、連瀑 4。滝侵食前線と同期滝群 5。滝の単位 6。昇順連瀑と降順連瀑 話題提供はそもそも澤枕さん側からでしたので、連名でお出しすべきとも思いましたが、大筋では合意とか、方向性は合意という議論を2人で掲示板に書き合ったのを、私流にまとめたものですので、澤枕さん流にまとめれば違ってくると思います。私側の私見としてまとめさせて頂きます。 澤枕さんと生産的な議論をできたことを深く感謝いたします。実は、まだ、話し足りないので、今後もよろしくお願いいたします。 なお、掲示板のこの問答を覗いた、滝には興味ない方の感想によると、 「とにかく、超マニアック、全くどうでもいい話、それを延々と続ける異様な迫力」だそうですので、興味のある方のみご覧ください。 たしかに、極微少な学会に行って、控え室かなんかでぼそぼそとやらにゃあできなかったような話をする機会をインターネットが作るというのは確かですね。 澤枕さんの実物とは一度も会ったことが無いし。 1。澤枕氏からの問題提起 最初に戻る このHPと拙著『滝の地学』で提示した、『瀑布帯』、『滝群』という概念について、 瀑布帯=連瀑(帯)、滝群=群瀑 なのかという質問と、言い換えてもいいんでは?という問題提起がありました。 --その文面--- 澤枕氏より滝おやじへ 2000/2/15 掲示板 【】部分筆者追加 こんばんは、滝おやじさん、ご無沙汰いたしております。 【HPの】「瀑布帯と滝群」を以前より大変興味深く読ませていただいております。 この「瀑布帯」の概念は、私も昔からそれとなく感じていたことで大変意を強くいたしました。確かに遡行の分野で用いられるFナンバーは「瀑布帯」と言う概念で考えた場合、非常にあいまいな表現ですね(遡行者によって捉え方がまちまちですし)。 私は――これも遡行分野でよく使われる用語ですが――「連瀑」もしくは「連瀑帯」と言う表現を用いておりました。また滝群に当たるものとしては「群瀑」がこれに近いのではないかと感じております。もっともこの言葉は本流と枝沢を含めた複数の滝を指す意味でも使いますのでちょっと違うのかも知れませんが。 また例の分類【永瀬氏の瀑布の分類】などにもあって、一般的によく使われる「段瀑」とこの「瀑布帯」もしくは「連瀑(帯)」はどう区別すればよいのでしょうか。 私見としては「段瀑」は人間の視野を基準として一望できる場合の「瀑布帯」を指すような気もします。このあたり滝おやじさんのご見解などを示していただければ幸いです。 ------------------- それ以後、何度か意見交換があって、話が詰まっていったのですが、そこらの結果をまとめておきたいと思います。 2。瀑布帯と連瀑、連瀑帯について。 最初に戻る 澤枕氏は、 >「瀑布帯」の概念は、私も昔からそれとなく感じていたことで、・・「連瀑」もしくは「連瀑帯」と言う表現を用いておりました。 これに対して、 結論:新称として、連瀑(帯)を提唱します。 澤枕氏の見解に対する意見: (1) 瀑布帯=連瀑帯というのに賛成しません。 (2) 連瀑=「瀑布帯内で滝が近接し、連続している部分」と定義したらどうか。 (3) 用語の体系 概念としての上下関係 遷急点>瀑布帯>連瀑>個々の滝(本滝、上滝、下滝) 地形の規模の関係 遷急点≧瀑布帯≧連瀑>個々の滝 まず、私は山岳畑でないので、こうゆう、連瀑という言い方があるとは知らなかったです。 知らなかったということは、即ち、恐れ入りましたということになるのですが、そんなに恐れ入らないのは、一般に、登山の記録等で使われる用語は、定義がないか、あいまいで体系的でないので、学術用語として認められているものでないからです。 ただし、その用語1つ1つの裏には、登山者の汗と実感がこもっている、空論でない事実がこもっている用語なので、尊重しなければならないのですが。 たとえば、「草付き」なんていう言葉は凄いですよね。 そんな点からいうと、連瀑帯という概念は、滝がつながってあるという人間の尺度からでた用語で、瀑布帯の代わりに使うにはいささか不適当な感じですが、瀑布帯より規模の小さい地形の用語としては凄くいいのではと思います。 その証明 A.瀑布帯という概念は、遷急点という地形図上で認識されるぐらいの大きなスケールの地形をまず前提とします。 その遷急点の内部の滝が単独であるか複数であるかを、考え、その複数の滝が連続した廊下地形等の連結しているかどうかで瀑布帯の単位とします。 極端な例をいうと、「ある1つの遷急点が、複数の瀑布帯と、1つの単独の滝で構成 されている」といった言い方になります。 B.2つの滝があり、明らかにかなり離れていても、連続した廊下でつながっていて、同時期の地形と考えるべきなら、1つの瀑布帯になります。 滝の連続は瀑布帯の条件ではないということになります。 C.しかし、連瀑という現実は、瀑布帯という地形より小さいオーダーの地形、瀑布帯内の滝の配列という、より小さなオーダーの地形を示す用語として使えると思います。 滝が連続しているということは、離れているということとは違った意味がありますよね。 1つの瀑布帯の中で、2つの滝が連続しているということは、2つの滝が分裂したば かりの状態であることを示すだろうと考えられますから、2つの滝が離れているのと、連続しているのとは明らかに地学的意味が違います。 このような、瀑布帯内のより小さい地形が重要と考えるか、そう考えないかは、立場の問題です。しかし、少なくとも、滝の地形といった、ごく小さな地形を考えようという場合には、重要と考えた方がいいと思われます。 逆に、地域の隆起とか、段丘面といったオーダーのより大きな地形を考える際には、瀑布帯オーダーの大きく見る地形学でないと駄目なわけで、滝の地形なんぞという細かい地形は無視してしまわなければ、見える物も見えなくなります。 補足意見 用語について (1) 登山の用語と地形学の用語 登山の用語(特に河川地形の用語)と地形学の用語が噛み合わないのは、前述したように、多くはその対象とする地形のオーダーが違うことにあると思います。 さらに、登山用語が対象とするオーダーの地形・地質について、そんな細かいスケールの地形地質学はなかったので、交流しようがなく、そうゆう科学不在の場で、登山用語は単に実用の用語であればよく、体系化される必要が無かったということにあるでしょう。 滝屋さんの世界も、まだ、発見・探検の時代のようですから、そこまでも行ってないというべきか。 (2) 新語を作る際、旧語を尊重しよう 勿論、連瀑帯という言葉で、瀑布帯という言葉の代りをするように定義すればよかろう、単なる言葉だし、新たに定義しちゃえばいいんだよね、という考えも成り立ちうるかもしれません。連瀑帯も瀑布帯もまっさらな新語なら。 ただ、2つとも、実際に使われてきた言葉を、この場合に厳密に定義して使おう(用語としよう)という場合は、今までの使われ方を無視できません。その意味で、連瀑帯は、滝の配列を限定する感じで、今回提唱した使い方の方が両方生きると思うのですが。 つまり、手垢のついた言葉は、それを生かさないといけないのでは。 このことは、たとえば、永瀬氏の提唱した滝の名称は、如何に異論があろうが、現実にその用法が広く使われているかぎり、同じ言葉で別の意味として使うようなことはしない方がいい(定義変更はしないほうがいい)という考えになります。 別の言葉を作った方が、人によって同じ言葉が別の意味になるよりはよいということですね。 3。「段瀑」と、「階瀑」、「連瀑(帯)」 最初に戻る 澤枕氏の問題提起後半 >また例の分類(永瀬氏の瀑布の分類)などにもあって一般的によく使われる 「段瀑」とこの「瀑布帯」もしくは「連瀑(帯)」はどう区別すればよいのでしょうか。 私見としては「段瀑」は人間の視野を基準として一望できる場合の「瀑布帯」を指すような気もします。このあたり滝おやじさんのご見解などを示していただければ幸いです への意見です。 結論:新称『階瀑』を提唱し、段瀑=階瀑+連瀑と考えることを提案します。 『階瀑』の定義:滝面の途中に段のある1つの滝 澤枕氏の見解に対する意見: (1) 段瀑の定義が成因的分類からみるとあいまいで、地形的に異なるレベルの地形が含まれているので、瀑布帯や連瀑と段瀑との対応関係は付けられません。 (2) 「段瀑」≧「人間の視野を基準として一望できる場合の瀑布帯」とおもいます。 段瀑は式の右辺よりもっとあいまいな広い概念です。 (3) 「人間の視野を基準として一望できる場合の近接あるいは連続瀑布」という概念は、成因分類上でも重要だし、景観的にも厳密な概念と思うのでこれを「連瀑」と名づけたらどうでしょうか。→前出 (4)段瀑を「滝面の途中に段のある1つの滝」、連瀑を「複数の滝が連続・近接している様子」と分ければ、成因的な分類にも対応してすっきりするのですが、段瀑はこの2つを合わせた場合の呼び名として使われすぎているので、今さら段瀑という用語の内容を変えても混乱をきたすばかりでしょう。→前出 新称を考えた方がいいと思います。 参考意見 永瀬氏の分類は、景色による分類、一言でまとめたいための分類で、滝全てを分類しようとした用語でもなく、地形分析用の用語でもないので、厳密に使ってはいけないのではないかと思います。 金科玉条にしている方が悪いということかな。 景観科学として滝を考えるなら、規模、水量、滝面形態、瀑布帯の種別等を考えた、どの滝でも分類しうるような堅固な分類用語系が必要でしょうね。 余談ですが、混用を避けるため、永瀬さんの分類は□□瀑となっているので、私の分類では、□□滝としています。→これも、前出の考えからです。 4。滝群と群瀑、同期滝群 最初に戻る 澤枕氏の問題提起 >また滝群に当たるものとしては「群瀑」がこれに近いのではないかと感じております。 もっともこの言葉は本流と枝沢を含めた複数の滝を指す意味でも使いますのでちょっと違うのかも知れませんが。 について、の私の意見です。 結論:新称 『滝侵食前線』と『同期滝群』を提唱します。 澤枕氏の見解に対する意見 (1) 滝群≠群瀑です。言われている「群瀑」というのはおおよそ、「瀑布帯」になってしまうのでは?とおもいます。 滝群とは訳わからん滝どもという程度のへこいものです。 (2) 群瀑の一部としてあげられている、本支流の滝が谷沿いに密集している場合は、水系内の各川の遷急点間の関係ですから、地形概念としては遷急点より上位に来るわけで、山地斜面の『侵食前線』に対応する河川の『滝前線』とでもいうべき現象ですよね。 滝前線(瀑布線)という言葉は、別の意味で使われているので、冴えないが、 『滝侵食前線』と言ったらいいと思います。 滝侵食前線に属する滝は、本流の遷急点が侵食によって上流に移動した結果、支流の遷急点ができ、同時に形成が始まった滝のグループです。 地形発達史上は同期生というわけ。 この同一時期に形成が始まった滝グループ(本流の滝と支流の滝併せて)を 『同期滝群』ということにします。 具体的には、『□□滝の同期滝群』とでも名づけたいと思っています。 □□滝というのはその同期滝群の内で、代表的な滝(本流の滝がいいんだが)の名前をとるといいでしょう。 千葉県なら、養老渓谷の同期滝群が分かりやすい例で、『粟又滝の同期滝群』といえます。→粟又滝の下流で合流する各支流の滝{滝沢の滝(万代滝)、深沢の滝、かっか滝(小沢又の滝)、老川不動滝、小便滝、大久保不動滝、石神不動滝}なんかがそうですね。 4。滝の単位について 最初に戻る 連瀑・段瀑に関して、澤枕氏より、では、滝の1つ1つをどう定義するのか、 果たして可能なの?という提示があり、それについて、概念規定と実地への適用を考えて見ました。 (実は、澤枕さんのメール本文が既に消えてしまっていて、私も保存を取っておかなかったのです。すみませんが、そちらに控えはありませんでしょうか?) 結論:図をみよ 結論2: 袋田の滝(段滝)は、3つの滝の連瀑(4つの単独滝からなる瀑布帯の一部) 称名の滝(段滝)は、4段の階瀑(4段の単独滝) となる 澤枕氏の見解に対する意見 意見 1. 定義 段瀑の所での議論のおおもととして、1つの滝とはどんな地形かという決め方ですが、それについて意見をまとめました。 滝を成因的に見た場合、地形分類をして、空間区分をしますがその際、1つの滝とは何かという事を決める必要があります。2つの滝か2段の滝かをどう決めるか。 応用的には、高さを測る対象の問題でもあり、記述する単位の設定でもあります。 私は以下のように考えています。その区別は一見簡単で、 A. 2つの滝の間に平坦な岩床があれば、洪水時の水流が、 →落下流→平坦な流→落下流となり、2つの滝。 B. 段しかない場合は 洪水時の水流が、 →落下流→ひっかかり→落下流ですから1つの滝 という割り切りで単体の滝を決めるのがよいと思います。 つまり、成因的には、滝面は洪水時水流が落下する所といえますので、滝ができていく際に、同時に作られている滝面は1つの落下流に対応しているはずで、間に、平坦な流れがある場合は、別の落下流と考えられるから、別の滝である、すなわち、滝が分裂していると言えるという考えです。 この基準は、滝が分裂しているか、まだ分裂していないかという区分けですので、地形分類としては普通の考え方と思います。 では、平坦な所がどのくらいあれば段なんだ、複数の滝なんだということですが、平常時の穏やかな侵食などしていない状態で平坦でも意味はありません。洪水時の状況で観る必要があるわけですが、普通みられないので実は簡単じゃないのですが、滝の途中に小型の滝壷があったり、ちょっと緩い滝面になったりしている場合は、一見滝が2つに分かれていますが、洪水時には一緒になると思われるので、1つの滝といっていいと思います。 私は、上の滝と下の滝の間の平坦部分で、上の滝の滝壷より長く、平坦な岩床がある程度ある場合以上の時は別の滝とし、以下の時は段としています。 →上の図参照 ここまで、読まれた方は、どうでもいいことをぐだぐだ厳密にと感じられると思いますが、こんなすぐ気がつくことぐらいはキチンとしとけばよいだけのことです。 澤枕氏の見解に対する意見2:段瀑実例 袋田滝・称名滝 『日本の滝百選記念誌 日本の名瀑』で、段瀑の例に、称名の滝と袋田の滝があがっています。 これが、現在でも、段瀑という言葉の定義になっているようですが、この2つの滝を本の写真で見ると、上の基準にてらして、袋田滝は、写真では3つの個別滝の連瀑です(行ったことないが、離れて上流にもう1個あるという話ですから、「1〜3の滝の連瀑帯と少し離れた4の滝からなる」瀑布帯ということになるかな。 それに対して、称名の滝は、写真では70、58、96、126mの段になっていて、その間に平坦部分が無い(1段と2段の間は曲がっていてやや長く、写真では様子が判らないが、平坦な所は無いみたいです)。4段の単体の滝ということになります。 段瀑という名称は、分かりやすくていい名称なのですが、上の例のように、3つに分裂した連瀑と、分裂していない単体の滝とのように、明らかに違った侵食時期の地形を混ぜてしまっているので、段や平坦部分の成因や時期が違いすぎて、たとえ、直接成因に関係が無い景観の用語としても、あいまいでよくありません。 称名の滝の方にだけ使うようにしたらよかったんですが。 澤枕氏の見解に対する意見3 その他の実例 日本の名瀑の写真を例に、連瀑と階瀑という見方で、段瀑をみると、 銀河の滝は3段の階瀑、阿寺の七滝は、七段の階瀑、 霧降の滝も写真だと何段だか判らないけど階瀑ですね。 松見の滝、三階の滝、法体の滝、安の滝、七つ釜五段の滝などは連瀑ということになりますね。 連瀑の一つが階瀑であることは、当然あるから、姥が滝は本滝が3〜4段の階瀑の連瀑、マリュトウの滝は上滝(3段の階瀑)と本滝(2段の階瀑)の連瀑ということになるかな。 連瀑と階瀑を使い分けると少なくともすっきりはしますね。 もっとも、私は、この本に出てくる滝で調査したことのある滝は吹割の滝しかなく、本の写真を見ただけですので解釈が間違っていたらごめんなさい。 5。瀑布帯の形、昇順連瀑と降順連瀑 最初に戻る これも、連瀑帯がしばしば一目で見にくい事に関して、澤枕さんの指摘で、連瀑帯のタイプを考えて見ました。 結論:新称 昇順連瀑と降順連瀑を提案して見ます。 これは、もっと事例を集めて、見ないと何ともいえないので、色々教えてください。 意見1 瀑布帯の地形タイプってあまり考えてみたことがなかったのですが、連瀑単位で『日本の滝百選記念誌 日本の名瀑』の写真を見てみました。他に日本全国の有名な滝の全景写真がそろった本を持っていないので、まずはこれでやってみました。 連瀑単位で滝の地形を見てみると、大小の滝で構成された連瀑の場合、 (1) 下流から、大→小の連瀑を、降順連瀑 (2) 下流から、小→大の連瀑を、昇順連瀑 の2タイプがありますね(他にもタイプがありそうだけど)。 法体の滝、布引の滝は降順連瀑。 松見の滝、三重県の七ツ釜の滝、奈良県の不動七重滝は昇順連瀑となります。 意見2 降順連瀑タイプは、下流側から、大きな釜→大きな滝→狭い川幅と小さな釜滝の下の 釜→小さな滝という地形構成のようで、連瀑の方向が直線状のことが多そうです。 →その結果、降順タイプは、対岸に登れば連瀑帯全景の写真がとりやすい。 それに対して、 昇順連瀑タイプは、狭い谷と釜→小さな滝→でかそうな釜(写真ではありそうだけど分からん)→大きな滝 という地形構成、大きな滝の所で川が曲がる(連瀑の方向が曲がる)ことが多そうです。 →その結果、昇順タイプは連瀑帯全景の写真がとりにくい。 上記の現象は、滝の微地形の成因から見て演繹で予想できる現象だと思うのですが、現実の連瀑帯の地形を帰納した観察にもあっている気がするのですが。 ただ、上の本の滝を現地で見たものはほとんどないから、予察の仮説です。 恐らく、将来も行かないでしょう。調査するにはでかすぎるし。滝の上下全部みられそうな滝は 多くなさそうですしね。 お願い 上の文中に、出てくる滝の瀑布帯の全景画像を出したいのですが、お持ちの方で使わせてくださる方いらっしゃいませんでしょうか。本の写真は全景が多くてよいのですが、画像を出すわけにはいかないので、お願いしたいのですが。 参考文献 ●吉村光敏(1999)『滝の地学」または「観瀑術入門」─房総の滝を例にして(Ver.2.1)』 綴じ込み付録「房総の滝一覧表(Ver.5.0)」A4判66頁.自家出版。 ●グリーンルネッサンス事務局(1990)『日本の滝百選選定記念誌 日本の名瀑─日本の滝百選』 グリーンルネッサンス事務局(京都市) |